特集真のサイバーセキュリティーを構築せよ!

フィッシング詐欺が2年間で9倍に増加、求められる新たな対策

巧妙化する手口に対応するため、事業者と利用者の双方が対策強化を

フィッシング対策協議会 運営委員長 /加藤 孝浩

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フィッシング詐欺はこの2年間で9倍に増加する深刻な状況となっている。その上、巧妙化が進み、メール内容の真贋を見分けることが極めて困難となった。事業者はこうした状況に対応するため、新たな対策を講じる必要がある。本稿では、フィッシング対策協議会が発行するガイドラインやリポートなどを交え、最新の事案に即したフィッシング対策について解説する。

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かとう たかひろ
大学卒業後、トッパン・フォームズ入社。現在、情報システム本部デジタル戦略部長、Toppan Forms-CERT PoC。フィッシング対策協議会は05年に発足し、正会員78社、リサーチパートナー6名、関連団体14組織、オブザーバー7組織(22年1月時点)。