特集分散型金融(DeFi)の正体

分散型金融が秘めるイノベーションと今後の課題

社会的な信頼を得るためには、引き続き十分な議論が必要

ジョージタウン大学 教授 /松尾 真一郎

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分散型金融は、中央集権的な管理主体を不要とする技術をもとに作られた新しい形態の金融サービスと、そのサービスをかたち作るシステムを指す言葉として、大きな注目を集めている。日々、新たなサービスが開発される一方で、新しいが故にさまざまな課題も抱えている。本稿では、分散型金融の可能性と社会において信頼ある金融システムとなるための課題を示す。

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まつお しんいちろう
暗号と情報セキュリティーを専門とし、ジョージタウン大学のサイバースマート研究センターのディレクターと、NTTリサーチにおけるブロックチェーン研究グループのヘッドを務める。ブロックチェーン・ガバナンス・イニシアティブ・ネットワーク(BGIN)の暫定共同チェアであり、金融庁のデジタル・分散型金融への対応のあり方等に関する研究会、OECDのブロックチェーンエキスパートポリシーアドバイザリーボード(BEPAB)のメンバー等も務める。著書に『ブロックチェーン技術の未解決問題』などがある。