特集「デジタル敗戦」からの再興

金融領域でも始まったマイナンバーカード活用の認証サービス

岩手銀行が先陣、来年夏にも新たな本人確認手続きを導入へ
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マイナンバーカードを利用した精度の高い本人確認手段「公的個人認証サービス」(JPKI=Japanese Public Key Infrastructure)が普及し始めている。11月15日時点で、133社の民間事業者で採用されており、銀行、証券、保険、資金移動業者での活用事例も目立つ。岩手銀行はJPKIの仕組みを使い、来年夏をメドに、公共料金などの口座振替の手続きと各種サービスの申し込みを同時に行える新サービスを始める。マイナンバーカードに搭載された「署名用電子証明書」で預金者を特定する仕組みで、低コストかつペーパーレス・印鑑レスの簡潔な手続きが可能になると期待される。

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