フューチャー 取締役/デジタル通貨フォーラム 座長 /山岡 浩巳
フューチャー 取締役/デジタル通貨フォーラム 座長 /山岡 浩巳
投稿日2021.12.03. /週刊金融財政事情 2021年12月7日号
中央銀行デジタル通貨(CBDC)が仮に発行されるとしても、効率的な資金配分やイノベーションの促進、多様なビジネスニーズへの対応、マネロン対策などの要請を踏まえれば、民間決済インフラとの連携は不可決だ。これからの決済インフラは、民間サービスと公共サービスの適切な組み合わせも含め、「その時々で利用可能な技術に基づく、経済社会にとって望ましいインフラの在り方」という大きな視野からデザインされるべきである。
やまおか ひろみ
東大法学部卒、カリフォルニア大バークレー校法律学修士。ニューヨーク州弁護士。IMF日本理事代理、バーゼル銀行監督委員会委員、日本銀行金融市場局長、同決済機構局長などを経て現職。
掲載号 /週刊金融財政事情 2021年12月7日号