解説

次世代モビリティー支援から見えてきた金融機関の新たな役割

大阪市内オンデマンドバス事業化に向けた社会実験からの示唆

みずほ銀行 産業調査部 次世代インフラ・サービス室 戦略プロジェクトチーム 調査役 /松田 智志

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公共交通は、地域の人口減少、高齢化、移動手段の多様化といった課題に直面している。そうしたなか、地域の移動を支えつつ、その持続可能性を高めるため、次世代の交通網の在り方が各地で議論されている。みずほ銀行は、グループ会社であるみずほリサーチ&テクノロジーズと共同で、大阪メトログループ(注)に対して、大阪市内における次世代モビリティーサービスの開発支援を3年前から行ってきた。この経験から、本分野に取り組む意義や地域において金融機関が担うべき役割について提言したい。

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まつだ さとし
07年入行。中小・大企業の法人営業および人事部所属後、20年5月から現職にて取引先新規ビジネスの開発を担当。