SBIホールディングス(HD)は9月9日、新生銀行の同意なしに株式の公開買い付け(TOB)を実施すると発表した。買い付け期間は9月10日から10月25日まで。出資比率を48%まで高め、連結子会社化を目指す。SBI証券と新生銀行をグループの中核的企業と位置付け、第4のメガバンク構想を本格化させる狙いだ。もっとも、SBIが描くシナリオはこれで終わりではなさそうだ。銀行持株会社化、さらには新生銀行の非上場化まで視野に入れている可能性がある。
SBIホールディングス(HD)は9月9日、新生銀行の同意なしに株式の公開買い付け(TOB)を実施すると発表した。買い付け期間は9月10日から10月25日まで。出資比率を48%まで高め、連結子会社化を目指す。SBI証券と新生銀行をグループの中核的企業と位置付け、第4のメガバンク構想を本格化させる狙いだ。もっとも、SBIが描くシナリオはこれで終わりではなさそうだ。銀行持株会社化、さらには新生銀行の非上場化まで視野に入れている可能性がある。
掲載号 /週刊金融財政事情 2021年9月21日号