PwCコンサルティング Strategy& パートナー /堤 俊也
PwCコンサルティング Strategy& パートナー /堤 俊也
PwCコンサルティング Strategy& シニアマネジャー /井出 勝也
PwCコンサルティング Strategy& シニアアソシエイト /佐藤 絵理
投稿日2021.08.20. /週刊金融財政事情 2021年8月24日号
国内リテール市場における富裕層のプレゼンスが増すなか、金融機関にとって富裕層セグメントを対象としたビジネスの重要性はこれまで以上に高まっている。金融機関にいま求められていることは、口座を保有している顧客のセグメントを理解し、営業モデル・提供価値を明確にすることである。本稿では、富裕層の顧客属性や金融機関に対する期待値を説明した上で、金融機関が検討すべきウエルスマネジメントのビジネスモデルの方向性や要点を示す。
つつみ としや
金融サービス、特にウエルスマネジメントビジネスへのアドバイスを専門とする。銀行・証券や保険会社の成長戦略立案、営業戦略、オペレーティング・モデル設計を含むトランスフォーメーションプロジェクト実行支援などを国内外の金融機関に対して実行している。外資系投資銀行でのオルタナティブ投資業務を経て現職。
いで かつや
銀行・保険・証券などの金融機関に対して、事業戦略の立案、ビジネスモデルの変革に伴う全社組織再編やコスト構造の最適化、オペレーション設計などの支援に従事している。
さとう えり
銀行・保険・証券などの金融機関に対して、全社組織再編、営業活動効率化、ビジネスケース策定支援などの経験を有する。近年はウエルスマネジメント事業戦略の策定支援などに従事している。
掲載号 /週刊金融財政事情 2021年8月24日号