特集ワクチン普及後の日本経済

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セクターごとに明暗分かれるも、コロナ前に戻ったJリート市場

オフィス市況改善と増配期待がさらなる成長のカギに

SMBC日興証券 株式調査部 シニアアナリスト /鳥井 裕史

投稿日2021.08.06. /週刊金融財政事情

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コロナ禍を受け、Jリート市場は一時大きく落ち込んだものの、2021年入り以降は総じて回復基調にある。巣ごもり需要を追い風に物流施設が活況となった一方で、テレワーク定着の流れなどから都心のオフィス離れが鮮明となり、セクターごとの明暗は依然残る。投資家やレンダーの後押しによってESG重視の動きはJリートでも強まっているが、今後はコストベネフィットの検証が求められよう。

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とりい ひろし
大和総研、大和証券SMBCを経て10年から現職。15年超にわたりJリート市場の調査・分析に従事。「Institutional Investor」誌「All-Japan Research Team」リート部門で12~21年で10年連続1位。「日経ヴェリタス」「アナリストランキング」リート部門で16~21年で6年連続1位。日本証券アナリスト協会検定会員。不動産証券化協会認定マスター。不動産証券化協会資格教育小委員会分科会委員。