当行は今年の4月から、構造改革を多分に盛り込んだ3年間の中期経営計画を開始している。低金利など外部環境が厳しくなるなか、何もしなければ収益が右肩下がりになるのは明らかだ。当行ではこれまでの貸出中心のビジネスモデルから脱却し、金融機能を有する「コンサル会社」への転身を目指す。同時に、店舗や人員にも抜本的にメスを入れて「ローコストな経営」を実現し、人事制度もまったく新しいものにする。一連の構造改革を通じて、地域に貢献できる筋肉質な経営体制を築き上げる。
当行は今年の4月から、構造改革を多分に盛り込んだ3年間の中期経営計画を開始している。低金利など外部環境が厳しくなるなか、何もしなければ収益が右肩下がりになるのは明らかだ。当行ではこれまでの貸出中心のビジネスモデルから脱却し、金融機能を有する「コンサル会社」への転身を目指す。同時に、店舗や人員にも抜本的にメスを入れて「ローコストな経営」を実現し、人事制度もまったく新しいものにする。一連の構造改革を通じて、地域に貢献できる筋肉質な経営体制を築き上げる。
こばやし ひでお
84年立教大学経済学部卒、中京相互銀行(現中京銀行)入行。17年取締役執行役員、19年取締役常務執行役員、21年4月から現職。
掲載号 /週刊金融財政事情 2021年6月29日号