特集バイデン政権、変わる世界

「バイデノミクス」への移行は日本経済をも押し上げる

政策の不確実性や「バイ・アメリカン」の動向には留意が必要

大和総研 シニアエコノミスト /橋本 政彦

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1月20日、米国でバイデン政権が発足した。米国の政策は、トランプ前政権の4年間から大きく転換する。日本経済の先行きを見通す上でも、非常に重要な変化となるだろう。本稿では、バイデン大統領が目指す政策を概観した上で、日本経済にどのような影響を及ぼすのか、またどのようなリスクに留意するべきなのかを考察する。

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はしもと まさひこ
06年に大和総研入社、日本経済・米国経済担当。10年から12年に内閣府へ出向、15年から19年にニューヨークリサーチセンターでの米国経済担当を経て、19年4月から現職。