解説

コロナ禍の国際金融規制対応を評価する

「健全性と競争の平等性の両立」とともに求められる出口戦略

金融ジャーナリスト /岩川 知樹

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コロナ危機が世界に広がり、実体経済への影響が懸念されるなか、国内外の金融当局は金融機関に対して積極的な支援策を打ち出している。その代表例がバーゼルⅢ導入の1年延期だが、その他各国独自の施策も含め多くの対応策が公表された。本稿では、国際合意に基づく国際金融規制の分野で、どのような対応が打ち出されたかを概観した上で、これらをどう評価すべきか考えたい。

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