特集金融ニューノーマル

「脱銀行」を軸にした戦略転換こそ銀行の新常態

多様な機能を有するコングロマリット的発想が必要

岡三証券 グローバル・リサーチ・センター 理事長 / 高田 創

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銀行、なかでも地域銀行を取り巻く環境は構造不況ともいえる状況にある。企業セクターが資金余剰に転じ、従来、担ってきた商業銀行中心の預貸業務への依存は困難だ。コロナショックのなか、資本を仲介する新たなビジネスモデルへの転換も必要になる。コロナ後の新常態に向け、企業や地域の価値を高め、その報酬の一端を銀行も享受する新たなビジネスモデルが志向される。商業銀行「天動説」的な対応からさまざまな非銀行的な機能も取り込み、自らも事業を担うコングロマリット的対応、いわば「脱銀行」戦略がコロナ後の基本になる。

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たかた はじめ
82年東京大学経済学部卒、日本興業銀行入行。86年オックスフォード大学開発経済学修士課程修了。00~11年みずほ証券執行役員・チーフストラテジスト、19年みずほ総合研究所副理事長などを経て、20年から現職。