解説

コロナ禍のレバローン・CLO市場とリスク管理

トリプルA格CLOは元本毀損はないが、管理強化が急務

SCソリューションズ 共同代表 /岩本 君人

SCソリューションズ 取締役 /細見 昌裕

  • facebook
  • twitter
  • LINE
  • 印刷

コロナ禍によって米国金融市場全体が大きく動揺した。CLO市場でも一部米国大手投資家によるシニア・トランシェの処分売りが見られ、下位格付けレバローンの格下げとデフォルトが相次ぐ。一方、トリプルA格CLOの格下げには波及しておらず、今後も格下げリスクは限定的とみられる。もっとも、コロナ禍から世界経済が回復するのは来年末ともいわれ、先行きは不透明だ。信用リスクマネジメントのアドバイザリー会社として、また、CLOの運用マネジャーとしての立場から、レバローン・CLOのリスク管理について記したい。

本記事をお読みいただくには
会員登録と購入が必要です。
月額会員の方はログインすると、
続きをお読みいただけます。

まだ登録されていないお客様

パスワードを忘れた方はこちら

いわもと きみと
91年青山学院大学卒、丸紅を経て米国留学。96年ペパーダイン大学(米国)MBA卒、98年KMV(現Moody's Analytics)で日本・アジア顧客開拓を担当。06年CLOおよびバンクローンを中心とするオルタナティブクレジット投資運用を行うDFGインベストメント・アドバイザーズを前職時代の顧客と共に創業。07年マネージングパートナー、20年1月から現職兼務。

ほそみ まさひろ
83年一橋大学卒、三菱銀行(現三菱UFJ銀行)入行。06年米州CPM室長としてニューヨークに赴任。米国のクレジット・ポートフォリオ・マネジメント業務、CLO投資を立ち上げ。12年三菱UFJ証券HDリスク統括役員、20年1月から現職。