環境金融研究機構 代表 /藤井 良広
環境金融研究機構 代表 /藤井 良広
投稿日2020.07.03. /週刊金融財政事情 2020年7月6日号
ここ数年来、再生可能エネルギー等への新規投融資を軸とするグリーン&サステナブルファイナンスが広がる中で、「トランジション(移行)」への関心が高まってきた。既存の炭素関連事業等を低炭素化させるための投融資だ。だが、手順や成果の確認等はグリーンと微妙に異なる。日本の研究者グループがまとめた「トランジションファイナンス・ガイダンス(中間報告)」の概要を紹介し、議論に資したい。
ふじい よしひろ
72年大阪市立大学卒、日本経済新聞社入社、経済部編集委員等を経て、06年上智大学地球環境学研究科教授。15年環境金融研究機構代表理事。GBPオブザーバー、CBIアドバイザー、ISOサステナブルファイナンス専門委員等を兼務。
掲載号 /週刊金融財政事情 2020年7月6日号