マネックス証券 執行役員 /大槻 奈那
マネックス証券 執行役員 /大槻 奈那
投稿日2020.04.24. /週刊金融財政事情 2020年4月27日号
世界的な貸出競争の激化やカネ余りのなか、メガバンクはリスクテイクを積極化し、海外部門や有価証券運用に収益源を見いだしてきた。しかし、新型コロナウイルス感染拡大という“想定外”のショックはそれらのリスクを顕在化させ、大きな損失を生む恐れも出てきている。コロナショックは、メガバンクのビジネスモデルの再考を促す契機となる可能性がある。
おおつき なな
東京大学卒、ロンドンビジネススクールにてMBA取得。現在、一橋大学大学院(ICS)博士課程後期在学。S&P、UBS証券、メリルリンチ日本証券等を経て現職。名古屋商科大学大学院教授、二松學舎大学客員教授兼務。
掲載号 /週刊金融財政事情 2020年4月27日号