新聞の盲点

スルガ銀行「負の遺産」解消にメドも、新たな不安の芽

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スルガ銀行の不正融資を巡り、被害回復を求めていたシェアハウスオーナーとの和解が3月25日に成立した。オーナーの借入金を帳消しとする「代物弁済」の手法が取られた。懸案だったシェアハウス問題が解消に向かうことで、ようやく新たなスタートを切れるかと思いきや、一難去ってまた一難。筆頭株主であるノジマとの間で経営の主導権争いが取り沙汰されている。ビジネスモデルの再構築が目下の優先課題だが、経営を巡る対立が深刻化すればその行方が危ぶまれる。

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