1997年にサイバーキャッシュ設立に参加して以来、ベリトランス、SBIリップルアジア、マネータップ等で決済事業を手掛けてきた沖田貴史氏が昨年12月、レシート画像買い取りアプリ「ONE」を運営するスタートアップ企業「WED」(旧ワンファイナンシャル)に参画した。今年2月にはWEDと共同で金融事業会社「Q」を設立しており、今年中に「チャレンジャーバンク」として、若年層向けに決済サービスを開始するという。「ユーザー起点で金融の課題を解決したい」と説く沖田氏に、事業戦略について話を聞いた。(編集部)
1997年にサイバーキャッシュ設立に参加して以来、ベリトランス、SBIリップルアジア、マネータップ等で決済事業を手掛けてきた沖田貴史氏が昨年12月、レシート画像買い取りアプリ「ONE」を運営するスタートアップ企業「WED」(旧ワンファイナンシャル)に参画した。今年2月にはWEDと共同で金融事業会社「Q」を設立しており、今年中に「チャレンジャーバンク」として、若年層向けに決済サービスを開始するという。「ユーザー起点で金融の課題を解決したい」と説く沖田氏に、事業戦略について話を聞いた。(編集部)
おきた たかし
99年一橋大学商学部経営学科卒。97年大学在学中に、米サイバーキャッシュの日本法人設立に参加。ベリトランスに社名変更し、04年大証ヘラクレス上場。12年デジタルガレージ傘下のイーコンテクストアジアを共同創業し、13年香港証券取引所上場。16年SBIリップルアジア代表に就き、ブロックチェーン技術の日本、アジアでの実用化に貢献。19年からWEDに参画。金融審議会専門委員、SBI大学院大学教授、フィンテック協会アドバイザリーボード等を務める。
掲載号 /週刊金融財政事情 2020年4月6日号