解説

各国の資金決済制度の動向を占うFMI原則の実施モニタリング

米国向け「レベル2」評価における経験をどう生かすか

金融庁 総合政策局総務課 国際室 国際証券市場決済調整官 /望月 一成

金融庁 総合政策局総務課 国際室 課長補佐 /西尾 文和

金融庁 総合政策局総務課 国際室 /下田 滉太

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BIS決済・市場インフラ委員会(CPMI)と証券監督者国際機構(IOSCO)は、2012年4月策定の金融市場インフラのための原則(FMI原則=Principles for Financial Market Infrastructures)に関する各国の実施状況をモニタリングしている。19年には米国の資金決済システムと証券集中振替機関/証券決済システムに関する実施モニタリングを行い、米国においてFMI原則に沿った制度整備が順調に進められてきたことを報告した。クロスボーダーの資金決済の効率化など、資金決済システムに関連する国際的な議論が進むなか、今後も米国を含めた世界の資金決済システムの動向が注目される。

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