解説

抜本的なリニューアルを図った事業性評価の枠組み

取引先企業との対話の深化に加え融資人材の育成にも効果を見込む

池田泉州銀行 融資部長 /中西 考一

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当行では、本年7月から、事業性評価の枠組みを抜本的にリニューアルして、取引先企業との対話の一層の深化を図っている。今後は、新たな枠組みによる事業性評価を最大限活用して、迅速で適切な与信判断と効果的なソリューション提案に努めていく。加えて、融資人材の育成にも一定の効果を見込んでいる。本稿では、今回のリニューアルの狙い、新たな枠組みの特徴と留意点、取引先の反応と今後の方針を順に紹介したい。

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なかにし こういち
1988年池田銀行(現・池田泉州銀行)入行。2011年CS本部、箕面支店長、13年庄内支店長を経て、16年7月から現職。