談論風発フィデアホールディングス 田尾 祐一 社長

営業戦略の転換と統合シナジーの進化で筋肉質な収益体質へ

  • facebook
  • twitter
  • LINE
  • 印刷

マイナス金利政策が導入されて以降、地方銀行をとりまく経営環境はガラリと変わった。これまでは貸出のボリュームが増えれば自然と収益がついてきたが、もはや貸出を増やすだけでは銀行経営が成り立たない。従来の収益構造を大胆に変革し、どんなビジネスモデルを築き上げるのか、生き残りに向けた競争はすでに始まっている。フィデアホールディングスは今期からスタートした第3次中期経営計画で、目指す新しいビジネスモデルの姿を打ち出した。貸出のボリュームを積み上げるストックビジネスから、コンサルティング営業へと一気に舵を切り、さらに傘下2行が合併した場合と同じレベルの統合効果を発揮できる組織改革を断行する。

本記事をお読みいただくには
会員登録と購入が必要です。
月額会員の方はログインすると、
続きをお読みいただけます。

まだ登録されていないお客様

パスワードを忘れた方はこちら