日本ATM コンサルティング部 コンサルタント /佐野 祥吾
日本ATM コンサルティング部 コンサルタント /佐野 祥吾
投稿日2018.03.26. /週刊金融財政事情 2018年3月26日号
コンビニATM拡大を主因とした国内ATM台数の増加や決済手段の電子化により、銀行ATMの相対的な価値は低下傾向にあり、銀行がATMを保有する意義についての議論が各方面で交わされている。本稿では、金融機関とは異なる戦略に基づき拡大するコンビニATMの特性を考慮したうえで、銀行が今後ATMを戦略上どのように位置付け、リソースをどう再配分すべきかを論じる(本文中の取引件数や比率等の数値は複数銀行のデータを平均化したものであり、特定の銀行のものではない)。
さの しょうご
11年明治大学商学部商学科卒、日本ATM入社。13年からATM運用における事務効率化支援業務に従事。現在、同社コンサルティング部門にてATMの装填資金の予測、ATM配置の最適化およびリテール戦略立案支援を担当。
掲載号 /週刊金融財政事情 2018年3月26日号