特集こう変わる! 大手行の業務改革

フィンテックへの取り組みに独自性が見え始めた三者三様のメガバンク

どこまで互いに「協調」できるかーー独自性との狭間で難しい線引き

日経FinTech 編集長   /原 隆

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国内のフィンテック業界を牽引し続けるメガバンク。昨春の銀行法改正で努力義務として金融機関に課されるAPI(アプリケーション・プログラミング・インタフェース)の公開にも、改正法の成立を待たず踏みきっている。互いに競合する立場でありながら、協調路線を採る部分も出始めた。アプローチの仕方こそ三者三様だが、人材面など共通課題を抱える。どこまで互いに歩み寄り、どこで独自色を出すのか。むずかしい綱引きが水面下で繰り広げられている。

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はら たかし
00年早稲田大学政治経済学部卒、日経BP社入社。日経パソコン、日経ネットマーケティング、日経ビジネス、日経コンピュータの記者を経て、16 年1月日経FinTechの創刊編集長に就任。