日本証券クリアリング機構 国債店頭取引清算グループ 調査役 /佐々木 隆雄
日本証券クリアリング機構 国債店頭取引清算グループ 調査役 /佐々木 隆雄
投稿日2018.08.27. /週刊金融財政事情 2018年8月27日号
5月1日から決済リスクを削減するために、国債取引の決済期間が短縮(T+1化)された。JSCCは、この実現に向けて「銘柄後決めレポ取引」を導入し、一日平均20兆円超の債務引受けが行われている。あわせて「物価連動国債」を清算対象に加え、ほぼすべての種類の国債を清算の対象とした。今後も清算サービスを通じて決済リスクの削減に貢献したい。
ささき たかお
京都大学経済学部卒業後、東京証券取引所入社。上場審査部、上場推進部、日本銀行への出向を経て現職。国債清算の制度企画を担当。一橋大学大学院国際企業戦略研究科修士課程修了、国際公認投資アナリスト。
掲載号 /週刊金融財政事情 2018年8月27日号