解説

ALMの観点から考える地方銀行の有価証券運用

流動性の有無をベースにした運用資産管理を

和キャピタル 専務取締役 /伊藤 彰一

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貸出業務の収益性が低下する中、地方銀行にとり、預貸ギャップを主な対象とする有価証券運用の強化は経営の持続性確保の観点から避けて通れない。ALMの観点も取り入れた有価証券運用力の強化は、地方銀行の極めて重要な戦略課題となっている。

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いとう しょういち
90年早稲田大学大学院商学研究科修士課程修了(商学修士)、三菱総合研究所に入所。金融機関向け経営コンサルティング業務等に従事。07年スパークス入社、地銀関連業務等に従事。16年和キャピタルを共同創業。