特集浸食する所有者不明土地

所有者不明土地の解消に向けた法務省の取組み

検討の方向性や課題を取りまとめ、本年度中に法制審議会に諮問

法務省 民事局 民事第二課長 /坂本 三郎

  • facebook
  • twitter
  • LINE
  • 印刷

所有者不明土地は、地方から都市部への人口集中や高齢者人口の増加による死亡者の増加等により、今後ますます増加するとの懸念が示されており、政府一体となって、その解消に向けた取組みを行っている。本稿では、この問題に対する法務省の取組みについて、不動産登記に関するものを中心に紹介する。なお、意見または評価にわたる部分は、筆者の私見である。

本記事をお読みいただくには
会員登録と購入が必要です。
月額会員の方はログインすると、
続きをお読みいただけます。

まだ登録されていないお客様

パスワードを忘れた方はこちら

さかもと さぶろう
95年裁判官任官。東京地裁判事補、法務省民事局付、長崎地裁佐世保支部判事補、福岡地裁判事補、法務省民事局付、東京地裁判事、法務省民事局参事官、法務省大臣官房参事官、法務省民事局商事課長を経て、17年4月から現職。