特集狂騒のキャッシュレス

激増する少額決済取引を見据えた世界最速の新決済インフラ

新型ブロックチェーンで、高度な決済処理性能と大幅なコスト削減を実現

三菱UFJニコス 常務執行役員 CTO /鳴川 竜介

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キャッシュレス化の進展やIoT機器の普及により、少額決済が大幅に増えることが見込まれる。しかし、従来の決済インフラでは、処理能力やコストパフォーマンスの観点から課題があった。そのソリューションとして、決済処理速度が2秒以下で、世界最速となる毎秒100万件の取引処理容量を持つブロックチェーンをMUFGとアカマイが新たに開発した。これを用いてコストやシステムの負担を軽減し、キャッシュレス推進に向き合っていく。

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なるかわ りゅうすけ
82年日本信販入社、95年NSファイナンス・USAシニアヴァイスプレジデント、05年UFJニコスIT事業部部長、07年三菱UFJニコス執行役員IT事業部長、11年4月執行役員アクワイアリング副ビジネスユニット長兼アクワイアリング開発部長、12年執行役員アクワイアリング副ビジネスユニット長兼チーフ・テクノロジー・オフィサー(CTO)、13年常務執行役員。