特集狂騒のキャッシュレス

キャッシュレス化は生産性向上の有望な手段

労働人口が減る日本での「無人店舗」展開は検討すべきアプローチ

野村総合研究所 上級コンサルタント /田中 大輔

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日本は他国と比べキャッシュレス比率が低いが、すでにキャッシュレス手段を導入している店舗は多く、クレジットカード保有者も多い。キャッシュレスが進まない理由には、決済手数料や売上げの入金タイミングなどさまざまな要因がある。一方で、店舗における現金取扱いコストは大きな負担となっている。人手不足が課題となるなか、キャッシュレス店舗や無人店舗など新たな店舗形態の取組みも始まっており、生産性向上の観点からもキャッシュレスは重要性を増している。

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たなか だいすけ
02年野村総合研究所入社。主に決済サービスやフィンテックの事業コンサルティングに従事。共著に『スマートマネー経済圏』(日経BP社)、『ITナビゲーター2019年版』(東洋経済新報社)など。