特集“売れない”投資信託

行き詰まる銀行窓販、復調のカギは積立口座と富裕層取引

人生100年時代にふさわしい投信販売の確立を急げ

金融財政事情研究会 金融証券調査室 /佐山 雅致

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1998年12月から始まった銀行投信窓販は一時の勢いを失い、ここ数年は大きな壁にぶつかっている。他方、投信販売の主役である証券業界も2018年度に入って販売額が失速している。全体として日本の投信販売は停滞局面に入っているといえるが、問題の根幹は、投信販売の態勢と顧客層のミスマッチにある。人生100年時代となった今日、銀行・証券会社は個人顧客と真剣に向き合い、資産形成・資産保全に対して的確なコンサルティングをすることが求められている。

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