横浜銀行と千葉銀行は7月10日に都内で会見を開き、包括業務提携を結んだことを発表した。横浜銀行は地銀界で総資産1位、千葉銀行は同3位。トップ地銀同士の業務提携は「千葉・横浜パートナーシップ」と名付けられ、法人・個人部門での連携を軸に進めていく。ただし、過去に地銀同士で業務提携を結んだ事例の中には、実績が乏しいケースもあり、どこまで成果が上がるのか懐疑的な見方もある。地銀の経営環境が厳しさを増すなか、両行の成果次第では同様の業務提携が広がる可能性もある。
掲載号 /週刊金融財政事情 2019年7月22日号