解説

必ずしも「口座維持手数料」の導入の壁は高くない

顧客の同意を得やすい新たな手数料体系を模索せよ

富士通総研 主席研究員 /岡 宏

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銀行の収益力の低下が著しいなか、口座維持手数料の導入に関する議論が再燃している。日本では、本格的な導入は難しいとみられているが、筆者は、工夫しだいで新たな手数料体系の導入の可能性も十分にあると考えている。まずは利用者の理解を促すべく、手数料導入の際の新たな工夫が欠かせない。

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おか ひろし
地域金融機関を経て98年に富士通総研入社。金融分野のコンサルティングや調査・研究活動に従事。17年より現職。