解説

ESG金融懇談会提言「ESG金融大国を目指して」の概説

直接金融・間接金融の両面からのアプローチ

環境省 大臣官房 環境経済課長 /西村 治彦

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環境大臣のイニシアティブで立ち上げられたESG金融懇談会は7月27日、「ESG金融大国を目指して」と題する提言をまとめた。本懇談会では、金融業界の主要なプレーヤーが一堂に会し、国民の資金を「気候変動問題と経済・社会的課題との同時解決」「新たな成長」へとつなげる未来に向けた強い意思が共有され、それぞれが今後果たすべき役割について闊達な議論がなされた。本稿では、今般の提言の要点について具体的に紹介する。

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にしむら はるひこ
94年京都大学経済学部卒、環境庁入庁。在米大使館勤務、温暖化・水俣病・人事担当、大臣秘書官、内閣官房参事官(原子力規制組織改革)、環境再生・資源循環局参事官(中間貯蔵施設)、福島地方環境事務所中間貯蔵部長を経て、18年7月から現職。