特集非金融企業からの挑戦状

加盟店手数料無料のコード決済は既存事業者の脅威となるか

短期的な普及は困難、若年層への訴求が成否のカギ

山本国際コンサルタンツ 代表 /山本 正行

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「LINEペイ」が今夏から店舗向けに決済用アプリを提供し、その際の加盟店手数料を無料化した。加盟店手数料の無料化はLINEペイばかりでなく、ソフトバンクとヤフーの合弁会社による「PayPay(ペイペイ)」やアマゾンによる「アマゾンペイ」においても打ち出されている。これら加盟店手数料の無料化の意味と、これまで有料を当たり前としてきた決済サービスに与える影響などを考察する。

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やまもと まさゆき
インテル、マスターカード・インターナショナル、ビザ・インターナショナル・アジアパシフィックリミテッドなどを経て、09年から現職。明治学院大学法学部講師、関東学院大学経営学部講師を兼務。著書に『カード決済業務のすべて』(金融財政事情研究会)など。