日本政策投資銀行 シンジケーション・クレジット業務部 調査役 /屋代 顕
日本政策投資銀行 シンジケーション・クレジット業務部 調査役 /屋代 顕
投稿日2019.11.25. /週刊金融財政事情 2019年11月25日号
航空機ファイナンス市場は大きな成長が見込まれている。しかし、マクロ経済環境や地政学的リスクに敏感であることなどの理由から、航空会社の信用力が低水準にとどまることも多く、航空機ファイナンスに取り組もうとする地域金融機関の障壁となっている。そこで、当行は本邦で初めて、保険によりリスクを抑えた日本版AFICの融資を組成し、地域金融機関に譲渡することで、航空会社との取引の道を開いた。
やしろ あきら
10年慶應義塾大学総合政策学部卒、日本政策投資銀行入行。15年から、航空機部品メーカー、航空会社、航空機リース会社等、航空分野に関する顧客を一貫して担当。19年から、シンジケーション・クレジット業務部に所属し、航空機ファイナンスを中心とするシンジケートローンの組成、債権譲渡を担当。