国際協力銀行 中堅・中小企業ファイナンス室 審議役 /斧田開文
国際協力銀行 中堅・中小企業ファイナンス室 審議役 /斧田開文
投稿日2019.07.08. /週刊金融財政事情 2019年7月8日号
静岡銀行は2019年3月、本邦地域金融機関として初となるインドネシア・ルピア建て融資を実行した。提携先地場銀行との通貨スワップによりルピア調達を行うスキームで、国際協力銀行は、当該地場銀行のスワップ清算金支払債務について静岡銀行に対して保証することにより、円滑な融資実行をサポートした。本稿では、ルピア建て融資支援スキームの全体像を紹介する。
おのだ かいもん
88年京都大学法学部卒、日本輸出入銀行(現国際協力銀行)入行。90年代半ばの邦銀ニューヨーク支店出向時にデリバティブセールスに従事し、JBICにおいてもALM、リスク管理、金融商品取引法関連コンプライアンスなどの業務経験を経て15年から現職。地域金融機関との連携などに従事。
掲載号 /週刊金融財政事情 2019年7月8日号