銀行の業績予想の下方修正が相次いでいる。3月6日に通期の純利益予想を5700億円から800億に引き下げたみずほフィナンシャルグループに続き、あおぞら銀行も3月22日、業績予想および配当予想を下方修正した。これをきっかけに、同行の株価は大幅下落。想定以上の減配が重しになった。益出しの余力も尽きかけており、地銀でも業績予想の下方修正が目立つ。従来の利益水準確保が難しくなるなか、経営の長期的な道筋を示すことが重要になっている。
銀行の業績予想の下方修正が相次いでいる。3月6日に通期の純利益予想を5700億円から800億に引き下げたみずほフィナンシャルグループに続き、あおぞら銀行も3月22日、業績予想および配当予想を下方修正した。これをきっかけに、同行の株価は大幅下落。想定以上の減配が重しになった。益出しの余力も尽きかけており、地銀でも業績予想の下方修正が目立つ。従来の利益水準確保が難しくなるなか、経営の長期的な道筋を示すことが重要になっている。
掲載号 /週刊金融財政事情 2019年4月8日号