政府は10月1日から来年6月末にかけて、消費税増税に伴う「キャッシュレス・ポイント還元事業」を実施する。キャッシュレス手段で決済した場合、決済額の2~5%が還元される。日本のキャッシュレス決済はクレジットカードの独壇場だが、IT系のQRコード決済が大規模なキャンペーンを展開し、その牙城を崩しにかかっている。これに対し、後発となる銀行系のQRコード決済の多くは加盟店数や知名度で後れを取っており、普及へ課題を残したまま10月1日を迎える。
政府は10月1日から来年6月末にかけて、消費税増税に伴う「キャッシュレス・ポイント還元事業」を実施する。キャッシュレス手段で決済した場合、決済額の2~5%が還元される。日本のキャッシュレス決済はクレジットカードの独壇場だが、IT系のQRコード決済が大規模なキャンペーンを展開し、その牙城を崩しにかかっている。これに対し、後発となる銀行系のQRコード決済の多くは加盟店数や知名度で後れを取っており、普及へ課題を残したまま10月1日を迎える。
掲載号 /週刊金融財政事情 2019年9月30日号