新聞の盲点

金融庁の行政方針、粛々と進める地銀再編の地ならし

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金融庁は8月28日、2019事務年度で取り組む重点施策をまとめた「金融行政のこれまでの実践と今後の方針」(行政方針)を発表した。なかでも踏み込んだ内容になっているのが、地域金融機関に対する規制・監督のあり方だ。地銀の業績不振が一段と深刻になっている現状を浮き彫りにし、地銀再編の〝地ならし〞と見られる文言をちりばめた。地銀が再編を含めたビジネスモデルの抜本的な見直しに踏み込めるよう、金融庁の準備には余念がない様子がうかがえる。

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