解説

地域金融機関による地域商社で市場開拓の仕組みづくりを

出資規制緩和を受け、期待される地域創生の中核的役割

価値総合研究所 執行役員 経営企画部長 /中村 郁博

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政府が2014年から進めてきた「まち・ひと・しごと創生総合戦略」、いわゆる地方創生は19年に第1期が終了する。20年からは、第2期がスタートし、地方創生の深化に向けた施策が展開される。日本の社会・経済が抱える課題を解決すべく、「人口減少問題の克服」と「成長力の確保」に向けて、中核的役割を果たす可能性を秘めるのが地域金融機関が出資する「地域商社」である。

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なかむら ふみひろ
94年日本開発銀行(現日本政策投資銀行)入行、現在同行地域企画部次長(兼務)。著書に『観光DMO設計・運営のポイント』(ダイヤモンド社)など。