特集リ・ボーン! 銀行決済インフラ

企業の生産性向上に資する経理業務のデジタルシフト

業務効率化や人材リソースの見直しなど多大なメリットをもたらす

全国銀行協会 事務・決済システム部 次長 /浅田 寿人

委員会室 調査役(三井住友銀行 全銀協会長行室 推進役) /高橋 恭兵

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少子高齢化に伴う労働人口の減少が進むなか、企業の生産性向上が喫緊の課題となっている。この課題を解決する一つのカギが経理業務のデジタルシフトである。昨年12月に稼働した「全銀EDIシステム」(愛称:ZEDI)は、企業における受発注から入金確認に至るまでの経理業務のデジタルシフトにつながる。企業間の手形のやりとりを電子化する「でんさい」も、さらに普及する余地がある。これらは、銀行事務の負担軽減にも寄与するものである。

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あさだ ひさと
金融機関勤務後、11年4月全国銀行協会入社。事務システム部配属後、16年4月から現担当。

たかはし きょうへい
08年4月三井住友銀行入行。川越法人営業部、事務統括部手続企画グループ、経営企画部を経て、19年1月から現職。