特集激動の地域金融行政

検査マニュアル廃止後の引当検証を巡る検査・監督

将来を見据えた幅広い情報に基づき、より的確な金融仲介を

金融庁 総合政策局 組織戦略監理官 /渡辺 公徳

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金融庁は9月10日、「検査マニュアル廃止後の融資に関する検査・監督の考え方と進め方」(案)を公表した。パブリックコメントの結果を踏まえ本文書を最終化し、年内にも検査マニュアルを廃止する。今回の検討にあたっては、特定の地域を主要な営業基盤とする地域金融機関の実務を念頭に置いた。今後、一律の目線ではなく、金融機関の経営理念・戦略に多様性があることを踏まえ、金融機関の個性・特性(注1)に即した検査・監督を行っていく。(本稿における意見にわたる部分は筆者の私見であることをあらかじめ申し上げておく)

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わたなべ こうとく
94年東京大学法学部卒、大蔵省入省。15年内閣官房「まち・ひと・しごと創生本部」参事官、17年金融庁検査局企画審査課長、18年7月総合政策局地域金融監理官、18年11月監督局地域金融監理官、19年7月から現職。