特集激動の地域金融行政

問われる「オン・オフ一体」の真価

モニタリング体制面が完成形に達し、その成果が求められる局面に
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金融庁は検査・監督の手法として、オフサイトモニタリングによる分析をもとに、必要な場合にターゲット検査を行う「オン・オフ一体的なモニタリング」手法の確立を目指してきた。監督局の銀行第二課に金融仲介と健全性のモニタリング機能を集約させることで、体制面では一つの完成形に達したが、重要なのはその運用パフォーマンス。金融庁が一体的なモニタリングを目指してから10年が経過したいま、真価が問われている。

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