特集中間検証 トランプ政権の足跡と展望

不透明感高まるトランプ政権のAI覇権政策の行方

米国民の反発が強まる中でAI推進一色の中国との対峙に苦心

東京科学大学 データサイエンス・AI全学教育機構 特任教授 /市川 類

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第2次ドナルド・トランプ政権は、AI(人工知能)分野での世界的覇権に向け、規制緩和などに積極的に取り組んでいる。一方で、米国民の中でAIに対する不信感がこれまでになく高まっており、11月に投開票が実施される中間選挙でも争点の一つに浮上している。AIを重視し世界的覇権を目指すトランプ政権にとっては、ライバルである中国との関係で規制強化へかじを切ることはできず、こうした国民の不安に対して的確に対応できない“ジレンマ”に陥っている。

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いちかわ たぐい
90年通商産業省(現経済産業省)入省。デジタル・AIを含む各種技術・イノベーション政策に従事。23年から現職。東京大学・MIT修士、政策研究大学院大学博士(政策研究)。技術・イノベーション制度・政策、デジタル・AI政策、AIガバナンス政策などを専門とする。

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