解説決算分析

生命保険会社の2026年3月期決算分析

良好な金融環境で利差益が大幅増、高まる資産運用収益への期待

格付投資情報センター 格付本部 シニアアナリスト /肝付 卓也

  • facebook
  • twitter
  • LINE
  • 印刷

主要生命保険会社の2026年3月期決算は、株式配当金の増加や円金利上昇を牽引役に利差益が一段と拡大し好調だった。引き続き保障性商品の販売が伸び悩むなど保険収支に減少圧力がかかる一方、金利上昇とともに貯蓄性商品の販売が増えており、今後もしばらくは資産規模を拡大し、資産運用収益を伸ばすことへの期待が高まっていきそうだ。新たな経済価値ベースの資本規制の下でも各社の健全性は総じて高い。国内生保事業での差別化や成長性の高い海外市場の取り込みなど、今後の資本活用の方向性に注目が集まる。

本記事をお読みいただくには
会員登録と購入が必要です。
月額会員の方はログインすると、
続きをお読みいただけます。

まだ登録されていないお客様

パスワードを忘れた方はこちら

きもつき たくや
東京大学経済学部卒。政府系金融機関を経て、16年にR&Iへ。格付けアナリストとして生損保、ノンバンクの格付け分析を担当。