解説シリーズ 金融行政のキーパーソンに聞く 第8回

経営環境が激変する中で、自らの状況に合わせた適切な対応を

金融庁 監督局長 /石田 晋也

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金利上昇や物価高が顕在化し、地政学リスクも急速に高まる中で、「フロンティアAI」を悪用したサイバー攻撃の可能性も生まれるなど、金融機関を取り巻く経営環境は劇的に変化している。特に地域銀行の場合、地元の人口や事業社数の減少に直面して地域経済が縮小に向かうなか、合併や経営統合といった動きも加速している。足元では、協同組織金融機関や生命保険会社で不正事案が明るみに出るなど、あらためて監督行政の在り方が問われている。今後、金融当局としてどのようなかじ取りをしていくのか、金融庁の石田晋也監督局長に聞いた。(編集部)

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いしだ しんや
東京大学経済学部卒、90年大蔵省入省。カリフォルニア大学サンディエゴ校大学院留学。国際通貨基金(IMF)、青森県庁、財務省、金融庁で勤務。09年東京大学大学院客員教授。12年東日本大震災事業者再生支援機構執行役員。金融庁監督局銀行第二課長、銀行第一課長、総合政策局秘書課長、監督局審議官、総括審議官を経て25年7月から現職。