解説シリーズ 佐山リサーチオフィスの業界探求①

2026年3月期決算から読み解くネット銀行の動向

預金残高は地銀上位行並みのところも、貸出金の積み上げに課題

佐山リサーチオフィス 社長 /佐山 雅致

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インターネット専業銀行上位5行(以下、主要ネット銀行5行、注1)の2026年3月末の預金残高合計は、39兆5,043億円で前年比14.1%増と順調に積み上げた。一方、大手行8行(注2)の預金残高合計は614兆9,320億円で前年比4.9%増、地銀62行(埼玉りそな銀行を含む)の預金残高合計は343兆3,381億円で前年比1.7%増に、それぞれとどまった。これを見ても主要ネット銀行の好調ぶりがうかがえる。26年3月期決算や当社ヒアリングをもとに、ネット銀行業界の動向を探る。

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さやま よしゆき
大学卒業後、大手証券会社勤務を経て、金融市場調査会社を設立。98年4月から25年3月まで金融財政事情研究会で銀行投信保険窓販およびネット証券の調査に従事。現在、佐山リサーチオフィスで、引き続きネット証券や大手・中小証券の調査に従事。今期からネット銀行もカバーする。