特集世界の取引所の潮流と日本市場

〈インタビュー〉市場参加者のニーズを満たす品ぞろえと多様な取引機会を提供

AIや暗号資産など新領域もカバーし、リスクヘッジをサポート

CMEグループ グローバルヘッド /ティム・マッコート

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地政学リスクの高まりや金融政策の転換、為替・株式・商品市況の変動拡大を背景に、世界の投資家は従前よりも機動的なリスク管理の必要性に迫られている。こうした中で存在感を発揮しているのが、先物・オプションを中核とするデリバティブ取引所だ。なかでもCME(米シカゴ・マーカンタイル取引所)グループは金利、株価指数、外国為替、FX(外国為替証拠金取引)先物、エネルギー、金属、農産物、暗号資産など幅広い商品を取り扱い、電子取引プラットフォームを通じて世界中の参加者を結び付けている。今後、先行きの不透明性が高まるなか、取引所はどのようにリスク移転の機能を進化させるのか。CMEグループで株式、外国為替、FX先物、オルタナティブ商品のグローバルヘッドを務めるティム・マッコート氏に話を聞いた。(編集部)

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Tim McCourt
JPモルガンの株式デリバティブ部門で上級トレーダーとして10年間従事後、ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド(RBS)で米州指数およびデルタワン取引ポートフォリオの構築と管理を担当。13年CMEグループに入社、24年8月から現職。ボストンカレッジ政治学学士、ペンシルベニア大学ウォートン・スクール経営学修士。