解説

地方銀行の2026年3月期決算分析

株価と金利の上昇が経営統合の加速因子に

トリグラフ・アドバイザリー 代表(SBIインベストメント 執行役員) /大久保 清和

  • facebook
  • twitter
  • LINE
  • 印刷

上場地域銀行の2026年3月期決算は、経常利益、当期純利益が共に35%超の増益を達成し、表面的には金利上昇の恩恵を享受した好決算であった。だが、金利と株価の上昇が急速に進んだ市場環境の下で、株式を持つ銀行と持たざる銀行の経営体力格差が一段と拡大した「過酷な決算」という側面もあらわになった。今年度に入って、株高と金利上昇はさらに進んでいる。この市場環境が、規模の利益を追求する経営統合を軸とした「パワーゲーム」を加速させるだろう。

本記事をお読みいただくには
会員登録と購入が必要です。
月額会員の方はログインすると、
続きをお読みいただけます。

まだ登録されていないお客様

パスワードを忘れた方はこちら

おおくぼ きよかず
中央大学卒、一橋大学大学院修士課程修了(金融戦略MBA)。野村証券、バークレイズ、JPモルガン、日本銀行などで37年間にわたって銀行業界の調査・助言業務に従事。16年からSBIインベストメント金融企画戦略担当執行役員兼務。