第一ライフ資産運用経済研究所 経済調査部 首席エコノミスト /熊野 英生
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財務省が4月30日に5兆円規模のドル売り円買いの為替介入を仕掛けたと報じられている。一時、1ドル=160円台後半まで駆け上がった円安は155円台半ばまで押し戻された。その後も、大型連休中に介入とみられる動きが2度あったとされる。おそらく、政府は1ドル=160円を防衛ラインと定め、それよりも円安が進まないように強い牽制効果を働かせようとしていたのだろう。しかし、本当にこうした介入で円安トレンドに歯止めをかけることができるのだろうか。本稿では、そのことを検討したい。
くまの ひでお
90年横浜国立大学経済学部卒、日本銀行入行。00年第一生命経済研究所(現第一ライフ資産運用経済研究所)入社。11年から現職。専門は金融政策、財政政策、為替・長短金利、経済統計。
掲載号 /週刊金融財政事情
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