解説

5カ国調査から浮かび上がる日本の職域資産形成の課題と処方箋

企業による従業員支援の強化と年金制度のジョブ型対応の必要性

アセットマネジメントOne 未来をはぐくむ研究所 所長 /伊藤 雅子

アセットマネジメントOne 未来をはぐくむ研究所 主任研究員 /村井 幸博

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今年は確定拠出年金(DC)の制度が大きく変わり、職域における金融経済教育の重要性が増す年と位置付けられる。現在、アセットマネジメントOne未来をはぐくむ研究所は「資産形成を社会実装するための長期研究チーム(第2期)」(注1)に参画して「2025年老後資産形成に対するグローバル意識調査」(注2)の分析を行っている。本稿では、その分析をもとに、グローバルな視点から日本の職域資産形成の問題点を浮き彫りにし、社会実装に向けた方策を具体的・実践的な観点から模索したい。

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いとう まさこ
大手銀行を経て、03年興銀第一ライフ・アセットマネジメント(現アセットマネジメントOne)入社。一貫して投資信託の普及に努め、23年10月から未来をはぐくむ研究所長として金融経済教育を推進。26年4月からアセットマネジメントOne常務執行役員企画本部副本部長。

むらい ゆきひろ
84年から第一生命(現第一ライフ)グループで内外債券・株式投資、ALM、商品開発業務などに従事。60歳を機に経験・知識を生かして資産形成や投資などに関するセミナーを開発・実践。23年11月から現職。