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高まる懸念、激増する債券評価損が地銀経営の足かせに

満期まで持ち切れば大丈夫という「都市伝説」とは決別を

和キャピタル 専務 /伊藤 彰一

投稿日2026.03.27. /週刊金融財政事情

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地域金融機関の債券評価損が、ここ数年の政策金利引き上げプロセスの中で激増している。元本は償還されるので問題ないとの認識があるのかもしれないが、この状況を放置すれば、少なくない数の地域金融機関が将来に向けた経営の健全性を損なう。そればかりか、金融市場においてもネガティブな要素になりかねない。まだ傷の浅い地域金融機関は、評価損の処理等の対応を加速すべきだ。評価損の深刻な地域金融機関は、増資等による資本の充実を視野に入れる必要があろう。

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いとう しょういち
福岡県出身。90年早稲田大学大学院商学研究科修士課程修了(商学修士)。同年三菱総合研究所入所、金融機関向け経営コンサルティング業務等に従事。07年スパークス入社、地銀関連業務等に従事。16年和キャピタルを共同創業、現職。